ジョージ・ラッセル(メルセデス)は2026年F1カナダGPで首位を快走していたが、30周目に突如マシンを止める痛恨のリタイアを喫した。アンドレア・キミ・アントネッリとの激しいトップ争いを繰り広げていただけに、メルセデスにとっては勝利目前での悪夢のような結末となった。レース後、メルセデスF1代表のトト・ヴォルフは、ラッセルのマシンに発生したトラブルについて「バッテリー故障」だったと説明。「クルマに電気が一切なかった」と明かし、電装系統が完全停止する深刻な障害だったことを認めた。
首位争いの最中に突然のストップラッセルはレース序盤からチームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリと激しいトップ争いを展開。何度も順位を入れ替える白熱した戦いを見せていた。しかし30周目、ターン8〜9のシケインで突如スローダウン。そのままマシンを止め、レースを終えることになった。トト・ヴォルフはSky Sports F1に対し、次のように説明した。「バッテリーの故障のようだ。マシンは完全にダーク状態になってしまった。もうクルマに電気が一切なかった」ラッセルのマシンはパワーユニット関連のトラブルとみられていたが、ヴォルフは電装系統の完全停止だったことを認めた。タイトル争いに大きな痛手ラッセルはスプリント勝利、予選ポールポジションと週末を通して高い速さを見せていた。決勝でも勝利争いの中心にいたが、このリタイアによってランキング首位のアントネッリとの差は43ポイントに拡大した。メルセデスにとっては1-2体制目前だっただけに、信頼性トラブルが極めて大きな代償となった。George Russell's race comes to an early end! #F1 #CanadianGP pic.twitter.com/49FKf4vIDx— Formula 1 (@F1) May 24, 2026