2026年F1プレシーズンテスト初日、メルセデスはバーレーン・インターナショナル・サーキットで予定していたプログラムを順調に進めることができなかった。バルセロナでのシェイクダウンでは安定した走行を見せていたが、W17はサクヒールでいきなり課題に直面した。ジョージ・ラッセルが午前に56周を走行し、午後はアンドレア・キミ・アントネッリがステアリングを握った。
しかしサスペンションのトラブルによりアントネッリの走行は30周に制限され、チームは大きなロスを抱えることになった。ラッセルは6番手、アントネッリは11番手で初日を終えている。「ここバーレーンでの初日は厳しい一日になった」とジョージ・ラッセルは語った。「バルセロナでは3日間しっかり走れたが、ここ中東では良いスタートを切れなかった。今朝はマシン全体のバランスを探っていたが、スペインのときほど反応が良くなかった」「それは一部、路面温度が高いことも影響しているが、W17をより良い作動ウインドウに持ち込むためにやるべきことがあるのは明らかだ」午後にはさらに状況が悪化した。「残念ながら午後はサスペンションの問題で多くの周回を失った。キミは数時間ガレージに留まることになった」「特にレッドブルやマクラーレンは、バルセロナと同様に印象的だった。我々は差を縮める必要があるし、そのためにすでに懸命に取り組んでいる」アンドレア・キミ・アントネッリにとっても、内容の濃い一日となった。「バルセロナのシェイクダウン以来、再びステアリングを握れたのは良かった」とアントネッリは述べた。「しかし午後にサスペンションの問題が発生し、プログラムが中断してしまった。そのため走行距離が限られてしまった」「ほぼ2時間分のトラックタイムを失い、予定は遅れた。それでもガレージはできる限り迅速に修復してくれたし、最終的には30周を完了できた」「理想的なスタートではないが、明日またコースに戻るのを楽しみにしている。いくつかのライバルは非常に力強く見えたので、我々は追いかける立場だ。明日はよりスムーズな一日を過ごし、W17について学び続けたい」現場エンジニアリング責任者のアンドリュー・ショブリンも、現実的な評価を下している。「今日は複雑な一日だった。バルセロナでほぼ完璧な走行ができたのと比較すればなおさらだが、改善すべき分野を明確にできたという点では意味があった」とショブリンは語った。「ジョージの午前セッションは中断があった。走行条件下でこれまで試したことのないガレージ内の変更作業があり、予想以上に時間がかかった」「マシンバランスも良くなかった。ブレーキロック、トラクション不足、全体的な一貫性の欠如につながった」「午後にキミが交代したが、各種変更の過程でサスペンションの問題が判明し、さらに詳細な調査が必要となった。それで数時間を失い、再びコースに戻ったときには最もハードなタイヤで2セットを使い、基礎データの取得とロングランの作業を行う時間しか残されていなかった」「我々はまだW17の挙動を学んでいる段階であり、適切なウインドウに戻すためにやるべきことがあるのは明らかだ。幸い今週はあと2日間あるし、試すべきアイデアも多い。明日には前進できることを期待している」メルセデスは翌日、午前をアンドレア・キミ・アントネッリ、午後をジョージ・ラッセルが担当する予定だ。
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