メルセデスGPは、チームを離れたニック・ハイドフェルドの後任として正式なリザーブドライバーを置かないかもしれない。メルセデスGPは、ニック・ハイドフェルドがピレリのタイヤ開発テスターになれるようにリザーブドライバー契約を解除することに同意した。ニック・ハイドフェルドは、早速17日(火)からムジェロで控えめなピレリのロゴとブランド名のないタイヤを装着したトヨタ TF109でテストドライバーとしての仕事を開始した。
スペインの AS は、ハイドフェルドの後任として最近ヴァージンとのリザーブドライバー契約を解除したアンディ・ソウセックを候補にあげている。しかし、ドイツの Auto Motor und Sportは、メルセデスGPはニック・ハイドフェルドの後任を置くかどうかは決めていないと報じ、フィンランドの Turun Sanomat も後任についての差し迫った計画はないとしている。F1のスポーティングレギュレーションでは、フルタイムのリザーブドライバーの起用は特に定められてはいないが、F1チームは各イベントで2人のドライバーを出場させなければならない。フルタイムのリザーブドライバーを起用しない場合、メルセデスGPは原則レースごとにリザーブドライバーを指名することになりそうだ。
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