メルセデスは、F1シンガポールGPでテクニカルパートナーでありタイトルパートナーでもあるペトロナスの50周年を記念して、W15に特別なワンオフのカラーリングを施す。メルセデスの2024年Fマシンのフロントウィングとサイドポッドの大部分を占めるシルバーに、ペトロナスの象徴であるエメラルドグリーンが施されることで、すでに活気のあるナイトレースがさらにダイナミックなものになることは間違いない。
「ペトロナスとのパートナーシップは、最も長く、今もなお強固な関係であり、企業が50周年を迎えることは素晴らしいマイルストーンだ」とメルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルフは語った。「このカラーリングは、彼らの50周年を祝うだけでなく、ペトロナスが我々のチームのストーリーにおいて重要な存在であることの反映であり、共に歩んできた道のりを称えるものだ」本社を近隣のマレーシアの首都クアラルンプールに置くペトロナスにとって、シンガポールグランプリは、半世紀にわたる革新と進歩を祝うのにふさわしい場所である。1974年に設立されたペトロナスは、世界有数のエネルギーおよびソリューション企業へと成長し、2010年より、コース上およびコース外でのパフォーマンス向上を目指して、メルセデスF1チームと協力してきた。ルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルにとって、新しいカラーリングでレースに出場する興奮は数週間前から高まっていた。「素晴らしいカラーリングだ。金曜日にガレージで車にこのカラーリングが施されたのを見て、それからハンドルを握るのが待ちきれない」とルイス・ハミルトンは語った。「このような重要なレースで、この節目と私たちの旅を祝うことができるのは光栄なことだ」ジョージ・ラッセルは「デザインは素晴らしいし、このような節目の達成に対する素晴らしい賛辞だ」「彼らの地元に最も近いレースで、我々の関係の重要性を認識できるのは素晴らしいことだ」このお祝いはシンガポールだけに留まらない。トト・ヴォルフ、ルイス・ハミルトン、ジョージ・ラッセルは、日曜日のグランプリ終了後にクアラルンプールへ移動し、来週までお祭りを続ける予定だ。