メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、自身の素晴らしいコレクションから希少車「フェラーリ F40」を売りに出した。販売価格は表示されていない。昨年、トト・ヴォルフは、メルセデスのF1チーム代表がフェラーリで走り回るのはおかしいとして、フェラーリのコレクションを売却することを発表していた。
フェラーリ F40は、今月上旬に売りに出されたが、希望価格は記載されていない。1987年から1992年の間にフェラーリ F40が1300台ほどしか生産されなかったことを考えると、査定額は非常に高くなりそうだ。トト・ヴォルフのフェラーリ F40は、33年でわずか3,440マイルしか走行していない。この販売はトム・ハートリー・ジュニアが担当し、ウェブサイトには次のような広告が掲載されている。「メルセデス・ベンツF1 CEO兼チーム代表のトト・ヴォルフのコレクションから直接提供されたものだ」「スペインに新車で納車された27台のうちの1台。フェラーリとモデルの専門家であるAutofficina Bonini Carlo S.r.l.による完全なオーバーホールが行われたばかりだ」「フェラーリ・レッドブック・クラシックの認定を受け、オリジナルのシャシー、ボディ、エンジン、ギアボックスを保持していることが確認されている」「重要な保証書やサービス補足書、レザーウォレット、専用のヒストリーファイルなど、オリジナルの書籍も完備している」2021年F1シュタイアーマルクGPの会場でメディアに語ったトト・ヴォルフは「もうクルマは運転できていない。十分な時間がない」と語った。「フェラーリは素晴らしいブランドだが、私がフェラーリでクルージングしていたとしても、特に良い印象を受けるとは思わない」「でも、長い間クルマを運転していないし、今はメルセデスの電気自動車で移動している」
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