メルセデスF1は、ポールリカールでフィルミングデーを実施。今週末のスペイングランプリで投入することを計画しているアップグレードをテストしたと伝えられている。メルセデスF1チームは、ウェブサイトやソーシャルメディアチャネルでの正式に確認していないが、複数の報告によると、フィリミングデーは水曜日にフランスのポール・リカールで密室で行われ、ジョージ・ラッセルがハンドルを握ったという。
先週の金曜日には、スクーデリア・フェラーリが、モンツァで同様の撮影セッションを実施。。このセッションでは、シャルル・ルクレールがスペインGPで投入するアップグレードを試したと伝えられている。F1チームは現行マシンで1年に2日間の撮影が許可されており、セッションあたりの走行距離は100 kmに制限されているが、走行する車の仕様に規則はなく、その間に新しいアップグレードをテストする余地がある。イタリア人ジャーナリストのジュリアーノ・デュケッサは、メルセデスが限られた走行でも進歩を遂げたことを発見したと報告し、新しいリアウィング構成とアップデートされたF1パワーユニットがスペインに持ち込まれ、直線速度で3~4kphの改善を遂げたと伝えている。シーズンの初めからメルセデスF1を悩ませてきたポーパシング問題をコントロールすることを主な目的として、バルセロナでは追加のアップグレードも進行している。以前、ジョージ・ラッセルは、W13が「運転するのが本当に難しい」と認めている。これは、グラウンドエフェクト効果の空力構成により、高速域で車が上下にバウンドし、ラッセルはその結果として背中と首の問題を引き起こしたと語った。しかし、メルセデスF1のチーム代表トト・ヴォルフの言葉を借りれば、「バウンスのスペシャリスト」であるにもかかわらず、ジョージ・ラッセルは、メルセデスが車の根本的な問題を解決すれば、はるかに前線に近づくことができると確信している。「完璧な場所にそれを到達させるための重要な鍵を見つけることができれば、大量のラップタイムを見つけることができると思う」とジョージ・ラッセルはExpressに語った。「それが次のレースになるかどうかはわらないけどが、全員がファクトリーで昼夜を問わず働いており、僕たち全員ができると信じている」「僕たちは信念を曲げずにこの方向にプッシュし続けなければならない。別の道を歩まなければならないと言まで多くのレースになるだろうけど、僕は彼らを信じている」
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