メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウン、メルセデス・ベンツのノルベルト・ハウグが、2010年F1開幕戦バーレーンGPへの意気込みを語った。ロス・ブラウン「メルセデスGPペトロナスの誰もが、半世紀ぶりとなる初のメルセデス・ワークスチームとしてシーズンを始め、メルセデス・ベンツの豊かなモータースポーツの血統を代表することを誇りに思っている。さらに、ワールドチャンピオンとして新しいシーズンに挑むことは、チームに自信とポジションを守るという凄まじいプライドを与えている」
「しかし、今年は新しいシーズンであり、新しいチャレンジだ。我々はMGP W01で強力なプレシーズンテスト・プログラムを行ったが、バーレーンに向けて望んでいるレベルの準備にはまだ到達していない。クルマには見込みがあるし、シーズンに向けて力強い開発プログラムを予定しているが、タイトルを争うにはまだやるべきことはたくさんある」「チームに加入した新しいドライバーであるミハエルとニコ、そして密接な作業関係を築けたことには非常に満足している。彼らはテストを通してクルマの開発で本当に頑張ってくれたし、彼らはレーストラックで良い結果を成し遂げるためにお互いに本当にプッシュしていた」「今シーズンは、多くの才能あるドライバーが競争し、トップチーム間でのタイトル争いは非常に接戦になりそうなので、ファンにとって素晴らしいシーズンになるだろう。それは我々のスポーツにとって良いことだらけだ」ノルベルト・ハウグ「2010年F1シーズンの開幕戦バーレーンGPは、メルセデス・ベンツにとって新時代の始まりだ。シルバーアローのワースクチームの最後のレースから55年後、メルセデスGPペトロナスはその伝統を引き継ぐ。開幕戦への準備において、我々は2月1日から28日までの15日間で6,300km以上を走り込んだ。最初の数レースに向けての我々の競争力を判断すれば、私の印象では我々が望んだ位置にはまだいないと感じているし、我々のチームが優勝候補にいるとは思っていない。そうは言えっても、私は、チーム全体、そして我々のドライバーであるニコとミハエルが、我々の仕事、レースに勝ち、ワールドチャンピオンを争うと言う我々の目標を叶えるために完全に準備ができていると確信している」
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