メルセデスF1は、2021年F1マシン『W12』のまったく新しいカラーリングをティザー公開した。伝統的にシルバーのカラーリングを採用してきたメルセデスF1だが、昨年、反人種差別運動の一環としてマシンをブラックにカラーリング。今年もその取り組みを続けていくことを明らかにしていた。
メルセデスF1は2月27日(土)にソーシャルメディアで新たなティザー画像を公開。ブラックからシルバーへとフェードするカラーリングに“ペトロナスグリーン”のスウォッシュが入り、エアボックスには、チームの33%の株主であるイネオスのレッドが配色されている。ただ、ひとつ前のティザー画像で示されて赤を含めた“スリーポインテッド・スター”はない。メルセデスF1によると、このW12の“驚くべきカラーリング”はダイムラーのチーフデザインオフィサーのゴーデン・ワグナーによってデザインされており、今回のリーク画像はまだ「すべてを示しているわけではない」と認める「非常に重要な部分の1つはまだ示されていない。公開されるのを楽しみにしておく必要がある」とゴーデン・ワグナーは述べた。メルセデスF1は、3月2日(火)に2021年F1マシン『W12』を正式公開する。
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