メルセデスGPのチーム代表であるロス・ブラウンは、ミハエル・シューマッハの才能と能力はまだ衰えていないと語る。先週3日に41歳の誕生日を迎えたミハエル・シューマッハは、1995年のナイジェル・マンセル以来、F1でレースをする最年長ドライバーとなる。しかし、ロス・ブラウンは、シューマッハは年齢に関わらず、これまでと同じようにシャープなままだと信じている。シューマッハは最近、カートレースでヴィタントニオ・リウッツィ、ルーベンス・バリチェロ、フェリペ・マッサを上回るパフォーマンスをみせていた。
「才能と能力がそのままであることに疑いはない」とロス・ブラウンは語る。「彼がレース・オブ・チャンピオンズとカートレースに参加したとき、その片鱗が見えたはずだ」「それらは完全な基準にはならないが、それらでは常にF1で勝っているドライバーが勝っている。それらのイベンドでシューマッハが打ちまわしたドライバーはたくさんいる」ロス・ブラウンはまた、引退から3年経ってF1復帰を決めたシューマッハの決意と熱意を信じている。「昨年、彼がフェラーリでドライブするチャンスがあったとき、情熱が再点火したのがわかった。私は彼に本当にF1に復帰したいのか聞いた。彼はそうだと言っていたよ」ミハエル・シューマッハは、2月初旬に行われるバレンシアテストでメルセデスでの初走行を行うとされている。シューマッハが、最新F1マシンをドライブするのは2008年4月のバルセロナテストでF2008で走行して以来となる。昨年9月の復帰に向けたテストでシューマッハがドライブしたのは2007年マシンのF2007だった。
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