メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、今週末F1アブダビGPでレースをするためにFIA(国際自動車連盟)からゴーサインを与えられた。新型コロナウイルスに感染したルイス・ハミルトンは、12月1日(火)に実施した新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たことで前戦F1サヒールGPを欠場。バーレーンで自主隔離していた。
メルセデスは、ルイス・ハミルトンが隔離期間を終え、12月9日(水)に実施した新型コロナウイルス検査で陰性だったことを発表した。その後、7回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、木曜日の午後にアブダビに移動し、到着時に再び陰性という検査結果が出た。メルセデスは12月10日(木)に声明を発表。「ルイスはバーレーンでの自己隔離期間が完了する前に、水曜日にCOVID-19の検査で陰性だった」と述べた。「これにより、彼は木曜日の午後にアブダビに旅行することができ、到着時に陰性だった。ルイスは明日パドックに入るために必要なFIAのプロトコルを完了し、週末のレースに参加できる」と述べた。FIAは、ルイス・ハミルトンに特別な免除は与えられてはおらず、すべての人と同じ標準的な手順に従わなければならなかったと述べた。「FIA COVID-19プロトコルは明確なままであり、変更されていない」とFIAは述べた。「国際スポーツコードの付録Sに記載されているように、F1パドックにアクセスするには、事前テストの結果が陰性である必要があり、到着後24時間以内に別のテスト結果で陰性である必要がある」「バーレーンとアブダビでのテストで陰性となったルイスは、パドックへのアクセスを許可される」これにより、F1サヒールGPで代役を務めていたジョージ・ラッセルは、最終戦F1アブダビGPでは所属チームであるウィリアムズに戻ることになる。