メルセデスGPは、マレーシアの石油会社ペトロナスとの長期的なタイトルスポンサー契約を発表した。チーム名は、メルセデスGPペトロナス・フォーミュラ・ワン・チームとなる。ペトロナスは、10年間ザウバーのスポンサーを務めていたが、BMWがF1撤退を発表したあとは、グランプリのスポンサーだけを継続すると語っていた。ペトロナスのロゴは、メルセデスGPのF1マシンのフロントウィングとリアウィング、サイドポッドに掲載される予定であり、チームはカラーリングのコンセプトもあわせて発表した。
メルセデスGPペトロナスF1チームの正式なマシンカラーリングは、2010年2月1日にバレンシアでトラックデビューを飾るとしている。ノバルト・ハウグ (メルセデス・ベンツ モータースポーツ 副社長)「新たなタイトルスポンサーであるペトロナスと長期的なパートーナーシップを始めることを嬉しく起こっている。ダイムラー、我々のプレミアムブランドであるメルセデス・ベンツ、そしてペトロナスは、トラック内外で一緒に働き、関係する全員が成功のために全力を尽くすことを保証する。ペトロナスの拠点であるクアラルンプールは、自動車産業が急速に成長している地域の中心であり、この新しいパートナーシップがさらなる価値となる。新しいF1のリーソス制限の範囲内で、メルセデスGPペトロナスF1チームには目標を達成するための十分なポテンシャルがある。我々全員が、根本的な規約変更により特にチャレンジングになる新しいF1シーズンで、将来、効率的に成功するために務めるつもりだ」ロス・ブラウン (メルセデスGP チーム代表)「メルセデスGPの誰もが、ペトロナスとの長期契約を発表することを嬉しく思っており、今後、新しいパートナーと密接に働くことを楽しみにしている。プレミアムな自動車ブランドであるメルセデス・ベンツとペトロナスのような一流企業とのコラボレーションは、我々のチームにF1のトップレベルで競争するという野心とコンストラクターズとドライバーズチャンピオンシップを達成したチームの2009年の成功を踏み台にするための素晴らしい土台を与えてくれる。新シーズンへ向けての我々の計画は順調に進んでいる。2010年マシンの開発、そして2月のバレンシアテストで新しいシルバーアローとペロトナスのカラーリングでマシンが走行するのを見るのを楽しみにしている」