メルセデスF1のチーム代表トト・ヴォルフは、ルイス・ハミルトンがF1シュタイアーマルクGPのフリー走行でペースに苦戦した理由について“見当がつかない”と認める。ルイス・ハミルトンは、F1シュタイアーマルクGPのフリー走行で6番手タイムを記録。トップタイムを記録したレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン、2番手タイムのバルテリ・ボッタスから0.6秒以上の遅れをとった。
ルイス・ハミルトンは、タイムを改善するために何度も試みたが、新品のソフトタイヤでの走行でも競争力のあるタイムを記録することはできなかった。メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、ルイス・ハミルトンのマシンには“至る所”に原因とみられる問題があったと明かす。「あまり長い時間は話をしていなかったが、やや複雑な状態でセッションに入った」とトト・ヴォルフは ORF に語った。「フルアタックではなかったが、ハースアタックでもなかった。すでに我々は少し追加していた。たとえば、通常の金曜日には運転しないパフォーマンスレベルで運転していたと言っておこう」「特にルイスのタイムに関してはちょっと見当がつかない。マシンに問題がある」「現時点ではわかりらない。マシンは低速および中速の高速コーナーの至る所で問題を抱えていた」「だが、我々はすべてのデータチャネルを持っているので、じっくりと調べてみる必要がある」土曜日の予選までに状況を好転させられるようにメルセデスF1はどれくらいのパフォーマンスを残しているかと質問されたトト・ヴォルフは「それほど多くはない」とコメント。「先週と比較して、マックス(フェルスタッペン)は改善しているし、特にレーシングポイントは本当に改善されている」「我々と同じように他の誰も遅くなっている。だが、パフォーマンスがどこにあるかを確認するために収集したデータを多くの考えがある」F1シュタイアーマルクGPの2日目は雨の予報があり、予定通りセッションが行われず、日曜日の朝にも予選を行うことができなければ、フリー走行2回目の順位がグリッドポジションとなる。ルイス・ハミルトンは“晴れ乞い”をするつもりだと語っている。
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