メルセデスF1は、2020年のF1世界選手権を戦う人種差別反対のメッセージを込めたブラックのレーシングスーツを披露した。これまでメルセデスF1は、有名な“シルバーアロー”と呼ばれるシルバーカラーリングを施したマシンとそれに対応したホワイトのレーシングスーツを採用してきた。
しかし、アメリカで起こったジョージ・フロイトさんの殺害事件をきっかけとした反人種差別抗議活動を支持するために、メルセデスF1は、2020年シーズンを通してオールブラックのカラーリングを施したF1マシンとレーシングスーツを戦うことを決定。オーストリアでのシーズン開幕に先立ち、メルセデスF1はすでに公開されていたオールブラックの『W11』に加えて、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスが着用するレーシンツスーツを披露。両ドライバーはヘルメットのデザインも調整するとしている。
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