トト・ヴォルフは、2020年以降のメルセデスF1チームでの役割について「議論中」であることを認めた。メルセデスに関しては、F1チームの存続自体が推測の的となっている。F1-Insider.com は、親会社のダイムラーが新型コロナウイルス危機と昨年の排ガス不正問題の思い罰金によって、F1とフォーミュラEを含め、スポンサーとスポーツ活動を打ち切ることを検討していると報じている。
その背景もあり、トト・ヴォルフは友人であるローレンス・ストロールが株式を取得してエグゼクティブチェアマンに就任したアストンマーティンへの転職が噂されている。実際、トト・ヴォルフはアストンマーティンの株式を“個人的な投資”として購入している。だが、トト・ヴォルフは、それはアストンマーティンF1チームとは何の関係のないことだと主張している。「それは純粋な金融投資だ」とトト・ヴォルフは ORF に語った。「長期的な戦略それがうまくいけば正しいことが証明されると信じている。それは多様化と呼ぶことができる」だが、メルセデスF1チームの代表として将来について、現在話し合いが行われているトト・ヴォルフは語る。「ニキ(ラウダ)がいなくなり、私は今、チームパートナーとして一人になった。なので、チームプリンシパルとして契約を延長するかどうか、そして、この合弁会社とどのように継続していくかが重要だ。現在、それについて話し合っている」