メルセデスF1チームの将来はしばらくの間に噂になっているが、 F1-Insider.com は、親会社のダイムラーは、新型コロナウイルス危機を理由にチームを売却すると報じている。ダイムラーはメルセデス・ベンツの車両にディーゼルの排ガスを不正に制御するソフトウェアを搭載したとして、8億〜10億ユーロ(約940億〜1180億円)の罰金が科せられるとDer Spiegel と報道。
F1-Insider.com は、ダイムラーはスポンサーシップとスポーツ活動を終了すると報道。排ガス不正問題と新型コロナウイルスを理由としたこのスポンサーシップとスポーツ活動の終了にはF1プログラムとフォーミュラEチームが含まれているという。その結果、メルセデスF1チームは売却され、メルセデス・ベンツはF1エンジンの開発のみを継続するという。理由は金銭面であり、毎年、メルセデスはF1プロジェクトに3億ユーロを費やしており、もはや継続することができないとしている。予算上限が導入されてもF1活動の継続には役に立たないという。メルセデスとアストンマーティンの合併メルセデスF1チームが売りに出されれば、事業を引き継ぐのはおそらく投資家のグループになるだろう。その点に関して、F1-Insiderは トト・ヴォルフとローレンス・ストロールの名前を再び挙げている。ローレンス・ストロールは今年初めにアストンマーティンを買収し、現在のレーシング・ポイントF1チームを同社のファクトリーブランドに変更する。メルセデスの現在のF1チーム代表のトト・ヴォルフも、すでにアストンマーティンいくつかの株式を購入している。メディアによるとさらなる推論がある。トト・ヴォルフは、F1でのメルセデスF1チームの将来とダイムラー・グループの計画についてすでに知っている可能性があり、ローレンス・ストロールと一緒にメルセデスF1チームを買収することという。その場合、メルセデスとアストンマーティンの合併することになると F1-Insider.com は結論付けた。
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