メルセデスAMG F1チームは、F1ドイツGP初日のフリー走行で、ルイス・ハミルトンが3番手タイム、バルテリ・ボッタスが4番手タイムだった。アンドリュー・ショブリン(チーフレースエンジニア) 「暑くタフな1日となり、2回目のセッションでは気温が39度を超えたため、タイヤ、マシン、ドライバーにとってもガレージにいるチームにとってもかなり厳しかった。マシンにいくつか新しいパーツを投入しており、パフォーマンスに関連するものや冷却を改善するものも含まれている」
「これまでのところ、すべてが正しい方向に進んでいると思うが、今日はタイヤのオーバーヒートが酷く、自分たちのポジションを知るのは難しい。ペースに関してはいくつか良い走行もあったが、このような気温の中での全体的な感触としてはおそらく、フェラーリよりも少し遅れていると思う。今日のセッションからいくつか有益な学習もあり、マシンの良いテストができたが、残りの週末は気温が大きく下がると予想している。気温が涼しくなるだけなく、雨の可能性も高いので、いろいろとおもしろくなるだろう」ルイス・ハミルトン (3番手)「暑さという点では最高の日ではなかったが、それ以外はかなりスムーズだった。このタイヤは温度を嫌うので、アウトラップを非常にゆっくりとく走らなければならず、あまり長持ちしない。タイヤをワーキングレンジに入れておけるかどうかが全てだ。常にオーバーヒートしていたので、それが今日の一番の問題だったが、条件はみんな同じだ。残りの週末は天気がこうではないことを願っている。もう少し涼しいドライならば今日のデータはまったく適用できない。タイヤも使いやすくなるだろうし、誰もがコース上でもっと速く、思い通りに走れるようになるだろう」バルテリ・ボッタス (4番手)「とても暑かった。最後にこのようなコンディションでドライブしたのはいつだったから思い出せないけど、全員にとって同じことだ。ドライバー、クルマ、タイヤにとってはよりトリッキーになる。たくさんのオーバーヒートが見られた。特にセクター3は酷かった。冷却に関しては前進している。オーストリアのパッケージだったら大いに苦戦していただろうけど、新しいパッケージのおかげでいくつか良いロングランを完了することができた。明日と日曜日は天気がまったく異なるはずだし、気温が下がって雨の可能性がある。だから、クルマのセットアップに関しては天気に非常に動的にに対応しなければいけない。このクルマでウエットは走っていないし、実際、僕は雨を望んでいる。ウエットでドライブできたらうれしいね」
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