メルセデスのF1チーム代表トト・ヴォルフは、将来の獲得にむけてミック・シューマッハの活躍に注目している。7度のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハの息子ミック・シューマッハは、今年ヨーロッパF3選手権でタイトルを獲得。来季はフェラーリとの結びつきが強いプレマからF2にステップアップを果たす。
しかし、ミック・シューマッハは、フェラーリのジュニアプログラムに所属しているわけではなく、トト・ヴォルフはメルセデスとしてミックに注目し続けていくと述べた。「今年、彼はメルセデスのエンジンでF3チャンピオンを獲得した。それは素晴らしいことだ。だが、彼はメルセデス・ベンツのジュニアプログラムの一員ではない」とトト・ヴォルフはコメント。「最も重要なことは彼に時間を与えることだ。彼にはF1で最も偉大な成功を収めたドライバーである父の遺産を受け継いでいる」「F3に勝ち、チャックボックスにチェックを入れ、彼はこれからF2に進む。多くの経験豊富なドライバーと戦うことは非常に難しいはずだ」「彼にはF1でドライバーとして成功する可能性があることは間違いない。いつか我々と一緒に戦うかもしれない」メルセデスの若手ドライバープログラムの一員であるエステバン・オコンは、2019年にF1シートを獲得することができなかった。パスカル・ウェーレインは、メルセデスのプログラムを離れることを選択したが、トト・ヴォルフは、メルセデスの育成システムはこれまで通り重要だと語る。「ミハエル・シューマッハは、スポーツカーでメルセデスの若手ドライバーとしてスタートし、偉大なドライバーとなった」とトト・ヴォルフはコメント。「同じように現在ではパスカル・ウェーレイン、エステバン・オコン、ジョージ・ラッセルといった過去と同じように非常に若いドライバーを見てきた。我々は彼らがF1への道を進めて独自のキャリアを築いていくことを願っている。そして、いつかメルセデスで走ることを期待している」「個人的に彼らに協力し、指導し、我々のグループと一緒に彼らを育てていくことは楽しいことだと思っている」「若手ドライバープログラムでメルセデスが重要な役割を果たすことは非常に重要なことだと思う」
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