メルセデスは、F1メキシコGPの予選で、ルイス・ハミルトンが3番手、バルテリ・ボッタスが5番手だった。ジェームス・アリソン (テクニカルディレクター)「このチームは最近のシーズンで高い基準を設定しているので、予選での3番手と5番手を喜ぶことは珍しいことだ。だが、昨日のトラブル、そして、FP3でのバルテリの問題もあり、この結果は素晴らしいリカバリーを示している」
「一晩かけて、エンジン側で空気の薄いなかで競争力のあるパワーレベルを生み出しつつ、シャシーエンジニアリングチームは昨日失っていた低速コーナーでの競争力を取り戻すために良い仕事をした。明日はタフなレースになるという以上に幻想は抱いていない。レッドブルは非常に強力な週末を送っており、フェラーリは互角のペースを発揮している。トップ3チームはすべてウルトラソフトタイヤでスタートするし、我々は勝つためにベストシットを決めるつもりだ」トト・ヴォルフ (メルセデス モータスポーツ責任者)「トップ3チームがコンマ2秒以内の素晴らしい予選セッションだった。ダニエルを祝いたい。彼は最近のレースでタフな時間を過ごしていたからね。チームとして、我々はリカバリーできたことに満足していいと思う。明日ルイスが2列目からスタートすることはロングストレートがあることを考えれば最悪の状況ではないかもしれない。ターン1にむけてチャンスがあるのは確かだ。コンストラクターズ選手権という観点では、我々のクルマがそれぞれグリッドでフェラーリの前にいるのは良いことだ。だが、彼らはストレートで再び非常に速いので、彼らを抑え続けるのは簡単ではないだろう。1コーナーに向かって非常にエキサイティングな走行が見られるのは確かだろう・・・」ルイス・ハミルトン (3番手)「ファクトリーとレーストラックに来ているチームのみんなにありがとうと言いたい。全員が今日のクルマを届けるために本当に頑張ってくれた。レッドブルはミドルセクターで本当に速かったし、ルノーのエンジンと彼らのハイダウンフォースパッケージは高所でうまく機能しているように思う。たぶん今日の彼は自分たちのリーグを戦っていたと思うし、できる限り近づけたことに満足している。僕たちのレースペースは金曜日ほど悪くなかったけど、再びレッドブルの方が優位性を保っているように思う。僕たちは昨日からかなりの改善を果たすことができたし、彼らと戦えることを期待している。スタートでいくつか順位を上げられるかもしれない。メキシコは素晴らしい場所だし、レースをするにも素晴らしい場所なのえ、明日を楽しみにしている。さあ、勝負だ!」バルテリ・ボッタス (5番手)「チーム全体が昨晩と今日に本当に良い仕事をしてくれた。昨日は僕たちにとって素晴らしいとは思えなかったけど、今日はクルマの感触がはるかに良くなっていた。僕たちは多くのパフォーマンスを取り戻すことができた。素晴らしい仕事をしてくれたメカニックにも感謝したい。1時間半以内で彼らはクルマを分解し、エンジン交換をやってのけた。その後、クルマはうまく機能していた。クルマが修理された後、予選はかなりストレートに進んだけど、Q3で完璧なラップをまとまることができなかった。以前の予選走行ほど感触は良くなかったけど、少なくとも金曜日よりも先頭にかなり近づくことができた。おそらく今日はフロントローは僕たちの手の届かないところにあったけど、少なくとも僕たちのタイムはフェラーリと非常に拮抗していえる。ここはスタートでストレートが長いので、前のクルマのトウを得ることができれば、先頭からスタートしない方がアドバンテージがあるかもしれない。明日のレースは楽しくなるはずだ」関連:【動画】 F1メキシコGP 予選 ハイライト
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