メルセデスは、F1ロシアGPの決勝レースで、チームオーダーを発令し、ルイス・ハミルトンが優勝、バルテリ・ボッタスが2位の1-2フィニッシュでレースを終えた。ルイス・ハミルトン (優勝)「今日のバルテリは信じられないくらい紳士だった。正直、僕のスポーツでのキャリアで覚えているなかで最も奇妙な一日だった。以前にこのような状況を議論して線を引いていたのを覚えている」
「ずっと気まずく感じていたし、『正しいやり方で勝ちたい』という感じだった。それがいつもの僕のやり方だ。『レースドライバーとして僕たちは勝つために存在する。勝つことができないと言うのは僕たちから空気や命を奪うようなものだ』と言える。それくらい深いものだ。僕が他の誰かにそのようなこと望むことは決してないし、求めることもない。一度もね。以前にミーティングをしたとき、『一言言っておくけど、僕がトトやスタッフのところに行くことはないし、こういう勝ち方はしたくない』と確認していた。もちろん、チームは僕のタイヤにブリスターが発生していて、ベッテルが後ろから迫ってきているのを見て決断を下した。チームには『我々は勝たなければならない。勝つことが全てだ。我々は両方のチャンピオンシップに勝たなければならない。誰が前でフィニッシュするかは気にしない』という強い考えがある。最終的にはバルテリに2位から1位になる権利があることを認めることが本当に重要なことだと思う。さっきも言ったように彼はとにかく究極の紳士だったからね。気分が沈んでいるのはとても変な感じだけど、ファクトリーのスタッフたちにも感謝しなければならない。非常に多くの人たちがこのような1-2を達成するために全力で仕事をしているし、チームは今週末素晴らしい仕事をした。僕たちは実際にその瞬間を受け入れなければならない。でも、この勝利は僕がこれまで勝ってきた中で最も誇りには思えない勝利だ」バルテリ・ボッタス (2位)「厳しい一日だった。チームとしては最大限のポイントを獲得できて良い結果だったけど、個人的には難しいレースだった。状況は理解しているけどね。チームリーダーの立場だったら、最大のポイントを獲得できる1-2でだれば、僕が勝とうがルイスが勝とうが関係ない。シーズンの終盤になって、チャンピオンシップを争っているのはルイスだけだし、僕ではない。だから、チームにとってはルイスが勝つほうが良い。そういうものだ。アスリートや個人として理想的ではないけど、それは事実だ。僕たちはチームとして戦っているし、僕はチームとして行動する準備はできている。今日はチームのために行動したし、明日もチームのために行動する。そういうものだと思っている。でも、来年を楽しみにしている。今日は僕が勝つはずだったと思っているし、同じ条件では僕が勝てたことはわかってる。今週は僕がウイナーだったと思う。トロフィーは持っていないけど、それは問題ではない。そういうものだし、僕は前に進んでいく」トト・ヴォルフ (メルセデス モータースポーツ責任者)「我々全員がレーサーであり、我々が見たいのは最速の男が勝つ純然たるレースだ。我々は合理的な人間の集まりであり、我々は午前中に状況を話し合っていた。レースでは全てが異なっている。それが今日起こったことだ。我々は1-2に大喜びするべきであり、基本的にはそうだが、バルテリ不利に運んだとも感じている。彼にとって勝て得るレースだった。そして、我々はそれを変えた。バルテリは本当に素晴らしいチームプレーヤーだが、ドライバーにとっては意気消沈することであり、チームにとっても意気消沈することだ。我々は誰を最初にピットに入れるかを話し合っていたし、バルテリの勝利を守るために彼を先にピットインさせた。ルイスにとっては1周は遅すぎた。彼はセバスチャンにポジションを奪われた。攻めたことでブリスターが発生し、ダメージのあるタイヤで走るルイスの真後ろにセバスチャンが迫っていたことで守る必要があった。ルイスはわりと後方にいたが、ターン13でポジションを入れ替えるように伝えたところ、彼はすぐにそうしてくれた。これこそチームに必要なものであり、彼らが我々を信頼すべきであるのと同じように、我々も彼らを信頼したい。その分、気持ちは落ち込む。だが、このような日にチャンピオンシップのリ-ドを広げるのは非常に厳しく、難しいという厳しい現実もある。ここでそれを手にしなければならなかった。それが我々が今日行ったことだ。1-2フィニッシュに50ポイントのアドバンテージなのだから、それについては気分がいいが、それ以外は非常に難しかった」関連:F1ロシアGP 結果 | ルイス・ハミルトンが今季8勝目!メルセデスが1-2!
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