メルセデスF1チームは、ルイス・ハミルトンと2020年までの2年契約を締結したことを発表した。ルイス・ハミルトンは2013年にメルセデスF1チームに加入。それ以降、44勝を挙げ、3度のF1ワールドチャンピオンを獲得している。今回の契約更新により、ハミルトンはメルセデスのワークスドライバーとして8シーズンを過ごすことになる。
また、2007年にルイス・ハミルトンがF1を戦ったマシンはすべてメルセデス製エンジンを搭載してきた。通算65勝は、ミハエル・シューマッハの通算91勝の最多勝記録に次いで2位となる。「冬の間にトトと僕はじっくりと話し合ってきたし、この契約延長は基本的に形式的なものだった。だから、契約書にサインして、いつものように仕事に取り掛かれるのは良いことだ」とルイス・ハミルトンはコメント。「僕は20年間メルセデス・レーシング・ファミリーの一員だったし、今よりもチーム内で幸せに感じたことはない。僕たちはコース内外の両方で同じ波長がある。今後もっと多くの勝利を収めて、スリー・ポインテッド・スターをさらに輝かせることを楽しみにしている。今後数年間にわたってメルセデスっは正しい場所だと本当に確信している」「2013年以降、一緒に多くの成功を味わってきたけど、メルセデスはさらにハングリーだ。(ディーター)ツェッチェ氏とダイムラーのトップの役員、トトとチームのマネジメント、ブリックスワークやブラックリーの廊下で出会った全ての人々からそれを感じる」「僕の中で燃えている競争への情熱はこのグループのメンバー全員と共有されている。常に次の改善を追求し、トップに居続けるためにさらに深く掘り下げている。今後2年半のシーズンで一緒に成し遂げられることを楽しみにしている」メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは「昨シーズン後にこの契約の詳細を議論するために最初に座って以降、ルイスとは同じ考えだったが、当然のことならが、全てのプロセスに多くの関心と推測があった。したがって、そのような全てを収束させて、このことを発表できることを嬉しく思う。我々は今週、最終文書にサインした。もうこれ以上人々を待たせ続けることはない!」とトト・ヴォルフはコメント。「F1ドライバーとしてのルイスについて語られていないことはもはやほとんどあい。彼は史上最高の偉業者の一人であり、彼の実績がそれを物語っている」「だが、私が彼と一緒に仕事をするなかで最も楽しんでいることは、自己改善のための彼の絶え間ない努力、チームメンバーとしての感情的な知性、周りの人々に対する忠誠心といったレーシングヘルメットの内側にいる男のことを知ることだ」「メルセデスはF1でのルイスのホームになり、彼のストーリーはメルセデスAMGペトロナスのシルバーとグリーンとともに永遠に語り継がれていく。私はまだ一緒に素晴らしい章を刻んでいけると心から確信している」