パスカル・ウェーレインは、DTM(ドイツツーリングカー選手権)からの撤退を決めたメルセデスは、若い才能を伸ばしていくための新たな育成の場を見つける必要があると考えている。先月、メルセデスは、2018年末でDTMを撤退し、そのリソースを2019年から参戦するフォーミュラEに移行していくことを発表した。
DTM撤退により、メルセデスはジュニアドライバーを他のシリーズに転向させることを余儀なくされることになる。DTMでは、ポール・ディ・レスタ、エステバン・オコン、そして、パスカル・ウェーレイン自身がそこで成長し、F1へと進んでいった。2015年に史上最年少でDTMのタイトルを獲得したパスカル・ウェーレインは、去年マノーでF1デビュー。今年はザウバーでシーズンを戦っている。「DTMは通常の道ではない。F4、F3、F3、GPでスタートするのが、通常の道だ」とパスカル・ウェーレインはコメント。「自分のケースだけを離せば、僕はGP2で走ることはできなかった。僕には150万ドイルの予算がなかった。なので、F3の後、自分に何ができるかを決めなければならなかった」「僕に関しては、メルセデスからのオファーがあったのでDTMで走れたのは明らかだった。給料をもらうことができたし、もう一年F3などに費やす莫大なお金は持っていなかった」「言ったように、GP2は不可能だったし、僕の唯一のオプションはDTMだった。僕はそのチャンスに本当に満足だった」「良い仕事をして、勝利を重なれていけば、まだF1に到達するチャンスがあるかもしれないことはわかっていた。幸いにも僕はDTMで勝って、今はF1にいる。でも、それはメルセデスでしか可能ではなかったと思う」「今後、DTMがなくなることで、彼らはドライバーをF3、GP3、F2に送り込むことになるかもしれないし、今後はもう第2の道は試そうとしないかもしれない」今年、ザウバーでF1を戦うパスカル・ウェーレインだが、ザウバーがフェラーリと新契約を結び、フェラーリのジュニアチームとなることで、2018年のシートを失うとされている。転向先として挙げられているのが、DTM。だが、パスカル・ウェーレインはフォーミュラE転向には関心を示しておらず、2019年以降の去就はさらに不透明となっている。
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