メルセデスは、ジョージ・ラッセルを育成プログラムに加えたことを発表した。2014 McLaren Autosport BRDC Awardの受賞者であるジョージ・ラッセル(18歳)は、昨年F3ヨーロッパ選手権に参戦し、3度のポールポジションと2勝を挙げて3位でシーズンを終えた。ジョージ・ラッセルは、F1ドライバーのパスカル・ウェーレイン、エステバン・オコンとともにジュニアプログラムに所属しつつ、今年はARTからGP3に参戦する。
GP3は、エステバン・オコン、そして、新たにメルセデスに加入したバルテリ・ボッタスがタイトルを獲得してF1にたどり着いたシリーズだ。「ジョージはジュニカテゴリーで印象的な形を示した。我々はしばらく彼のことを注目していた」とメルセデスのモタースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフはコメント。「彼のキャリアはまだ序盤だが、我々は彼に大きなポテンシャルがあると考えている」「GP3でのジョージの次のチャレンジは今後の彼の成績証明書の優れたテストとなるだろう」「我々はそのシリーズがトレーニングにどれくらい効果的かをすでにエステバンで確認しているし、もちろん、バルテリをF1に導いた選手権でもある。我々は大きな関心を持ってジョージの進捗をフォローしていく」ジョージ・ラッセルは、彼の役割の一貫としてメルセデスのシミュレーターで時間を費やしていく。「自分がこれまで長年にわたってキャリアに費やしてきた全ての努力がこのような形で認知されたことを誇りに思う」とジョージ・ラッセルはコメント。「シミュレーターでチームとの仕事を開始しているし、業界で最高の人々と仕事をしていることをすでに実感している。ドライバーとしても、人間としても僕が成長する助けになると思う」「もちろん、僕のプライオリティはGP3でのシーズンで仕事をすることだ。僕はそこに完全に集中している」「でも、このチャンスは大きなモチベーションになるし、チャレンジを楽しみにしている」「刺激的な一年になるにちがいない」現在、パスカル・ウェーレインとエステバン・オコンは、それぞれザウバーとフォース・インディアに所属しておるため、メルセデスにとってジョージ・ラッセルは若手ドライバーテストでの選択肢となる。
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