メルセデスは、パスカル・ウェーレインを2017年のF1シートに座らせるのは“時期尚早”だと考え、契約しなかったと明かした。メルセデスは、ニコ・ロズベルグの後任としてウィリアムズからバルテリ・ボッタスを引き抜いた。メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、ニコ・ロズベルグが電撃引退を発表した際、すでにバルテリ・ボッタスの名前を考えていたかとの質問に「ノー」と La Gazzetta dello Sport にコメント。
「まず何よりも、ドライバーマーケットの全てのオプションを評価する必要があった。我々は経験豊かで速いドライバーを必要としていた」なぜ、メルセデスの育成ドライバーであるパスカル・ウェーレインではなかったのかとの質問には「我々は彼がルイスのチームメイトになるにはあまりに早いと決断した」とコメント。「パスカルとエステバン・オコンに関しては、2〜3年で設計された我々独自のプログラムがある」パスカル・ウェーレインは、2017年にフェラーリのパワーユニットを搭載するザウバーで走る。この契約により、2018年にザウバーがメルセデスのパワーユニットに変更する可能性があるかと質問されたトト・ヴォルフは「いいや。ドライバーとの契約はエンジンとはいかなる関係もない」「我々はザウバーとフェラーリとの間のパートナーシップを尊重している」