メルセデスは、コンストラクターズ選手権3連覇を祝った。メルセデスのブリックスワースのエンジン施設にある“ピットストップ”食堂には従業員が集合。日本GPを終えたばかりのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグも駆けつけシャンパン祝賀会が催された。メルセデスの非常勤取締役を務めるニキ・ラウダは「エンジンの最も小さなパーツ、ここにいるスタッフの一人一人がウィナーだ」と述べた。
「特にマレーシアの後でいかに多くの時間を仕事に費やさなければならなかったかはわかっている。今後のレースで我々のクルマに問題が発生しないことを確実にするために、我々は同じペースで進む、働き続けなければならない」ニキ・ラウダは言及したマレーシアでのエンジントラブルに見舞われたルイス・ハミルトンは「今日はスタッフ全員のための日だ。みんなのことを本当に誇りに思う」とコメント。「僕はとにかく前を見ている。まだ残り4レースあるし、僕は信じられないくらいのサポートを受けている」ルイス・ハミルトンは、スタッフと一緒にマシンの横で拳を突き上げて航空写真におさまり、サインに応じ、従業員とセルフィーを撮った。その後、もうひとつの祝賀会が、ブラックリーの本拠地で行われた。ニキ・ラウダ、ルイス・ハミルトンとともに飛行機で日本から戻ってきたモータースポーツ責任者のトト・ヴォルフは、ハミルトンは良い状態にあると述べた。「チームメイトが多くのポイントを獲得したレースから戻ってくるのはとても難しいことだったと思う。だが・・・彼は3度のワールドチャンピオンだ。そして、彼はこのような難しい週間から立ち直ることができる」とトト・ヴォルフはコメント。「我々は常に彼らにレースをさせている。実際、我々にはチームオーダーはない。同じやり方を続けていきたい。メカニカル面の問題によって彼らを失望させたくはない」