メルセデスは、シーズン後半のフェラーリの追い上げに警戒を務めている。今シーズンも圧倒的な強さを示しているメルセデスだが、夏休み前のF1イギリスGPとF1ハンガリーGPではスタートに失敗。しかし、ハンガリーではセバシスチャン・ベッテルに今季2勝目を許し、昨年以降初めて2台ともに表彰台を逃すという結果に終わっている。
そして、F1ベルギーGPからは、レースのスタート時にドライバーに対して技術的な助言を行うことが禁止されることになっている。しかし、このルール変更が不利に働くのではないかと質問されたメルセデスAのトトヴォルフは「いや、我々のチームはレギュレーションの変更にも素早く対応できるから」と La Gazzetta dello Sport にコメント。「全体的、私は今回の決定には賛成している。スタートをドライバーの力量に委ねるべきだという意味でね」だが、トト・ヴォルフも、フェラーリが背後から迫ってきているプレッシャーは感じていると続けた。「今年、我々がタイトルを失う可能性は低いと思っている。だが、そうなる可能性が全くないとは考えていないし、地に足をつけて頑張り続けなければならないと思っている」トト・ヴォルフは、そのためには、エンジンのパフォーマンス開発のためにトークンを使うことも考えていくことになると述べた。「ベンチテストの結果や信頼性について検討した上で来週には決定することになるだろう」「もしベルギーで使わないとすれば、そのときはモンツァになるだろう」
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