メルセデスは、レッドブルにパワーユニットを供給する気はないようだ。フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長は、レッドブルとルノーが別離した場合、ライバルチームであるレッドブルにカスタマーとしてパワーユニットを供給することに前向きな姿勢を示している。しかし、現在、ピットレーンで最強のパワーユニットを誇るメルセデスにはその気はないようだ。
「我々のキャパシティはフルだ」とメルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフはコメント。実際、メルセデスは、ワークスチームに加え、ウィリアムズ、ロータス、フォース・インディアにカスタマーエンジンを供給している。「我々を含め、4チームが最大限だ。なので、現時点ではそれに満足している」しかし、それはまた、メルセデスが単純に2010年から2013年まで圧倒的な強さでチャンピオンシップを4連覇したレッドブルを助ける気が無いことを意味するかもしれない。「多くの理由がある」とトト・ヴォルフも認めている。
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