メルセデスは、ルイス・ハミルトンとの2016年以降の契約についてF1スペインGPを最終期限として提示した。「すべては5月10日(日)のスペインGPまでに片付くはずだ」とメルセデスの非常勤会長を務めるニキ・ラウダは Blick にコメントした。ルイス・ハミルトンの契約交渉は長引いており、フェラーリに移籍の噂まで浮上している。
また噂では、ルイス・ハミルトンが明確なナンバーワン待遇を要求しているといった話や、メルセデスが報酬引き上げを渋っているとの話もある。だが、ニキ・ラウダは「金額は問題ではない」とこれを否定。また、ナンバーワン要求説については、ルイス・ハミルトン自身、そして、メルセデスのトト・ヴォルフ、チームメイトのニコ・ロズベルグも揃って否定している。先週、バーニー・エクレストンは、ルイス・ハミルトンなら2016年にフェラーリでセバスチャン・ベッテルの良きチームメイトになるだろうと発言していた。だが、Speed Week には「それは少々難しい。彼がメルセデスと延長済みならね。そう思うだろう?」とコメント。しかし、メルセデスがいまだに契約完了を発表していないという事実は残っている。一方、フェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネは、ルイス・ハミルトンの噂を楽しんでいるようだ。マウリツィオ・アリバベーネは、どんなドライバーも赤いクルマを望むとしながら、キミ・ライコネンはプレッシャーをかけられた時ほど最高のパフォーマンスを発揮するとも述べている。さらに、セバスチャン・ベッテルは、友人であるライコネンの残留を希望するかもしれない。来年のフェラーリで、キミ・ライコネンとルイス・ハミルトンのどちらをチームメイトにしたいかについて発言権はあるのかと質問されたセバスチャンン・ベッテルは「そんなこと、あるはずがない」と述べた。
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