メルセデスは、F1アブダビGPの決勝レースで、ルイス・ハミルトンが優勝、ニコ・ロズベルグが14位だった。2014年はまさにメルセデスの一年だった。メルセデスは、コンストラクターズ選手権タイトルを獲得。ドライバーズ選手権タイトルでは、ルイス・ハミルトンは11勝を挙げて384ポイントを獲得して自身2度目のF1ワールドチャンピオンを獲得。ニコ・ロズベルグは5勝を挙げて317ポイントを獲得して2位でシーズンを終了。
ルイス・ハミルトンは7回のポールポジション、ニコ・ロズベルグは11回のポールポジションを獲得し、二人は2回フロントローを独占して記録を更新した。ルイス・ハミルトン (優勝)「人生で最高の一日だ。本当に僕の周りにいてくれる人たちのおかげだ。2008年は僕の人生の中で特別なときだったけれど、僕が今抱いている感覚はそれをはるかに超えている。これまでに感じた中で最高の感覚だ。神に感謝しているし、完走できたこと、そしてすべての人たちに感謝している。ニコとは一年を通して信じられないくらいのバトルをした。彼は驚くべきコンペティターだった。僕たちは1997年に出会い、同じチームでチャンピオンシップ争いができたら凄いだろうねといつも話していた。彼は今日、最高の仕事をしたし、彼のマシンが速さを失ってしまったと知ってとても悲しい。それでも彼の態度は立派で、最後に僕のところに来てくれた。彼はたった今やってきて、『ファンタスティックだったね。とてもいい走りだった』と言ってくれた。本当にプロフェッショナルだ。彼も同じだ。1年を通して彼は最高の走りをしてきたし、特に予選は素晴らしかった」ニコ・ロズベルグ (14位)「とてもがっかりしている。今日はチャンスがあったし、特別な機会だったのにうまくいかなかった。最終的に僕のレースに違いはなかったと思う。ルイスはフェアに勝利を手にしたんだからね。今日の彼は優勝にふさわしかったし、チャンピオンシップに勝つに値したから、今日の問題にくよくよするつもりはない。彼は今日勝利に相応しかった。彼はチャンピオンに相応しい。今年は彼の方が良かったので、完全に相応しい。彼は今年のグリッドで最高のドライバーだった。僕たち2人で最高のバトルができたし、僕はそのためにレースをしている。ルイスと対決するためにね。もちろん緊迫感のある瞬間もあったけど、ほとんどはファンタスティックだった。この瞬間にこのチームの一員でいられることを心から誇りに思っている。こんなに素晴らしいマシンに乗れたことは特別だし、物凄いことだ」 関連:F1アブダビGP 結果:ルイス・ハミルトンが優勝でタイトル獲得!
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