メルセデスは、今年コンストラクターズ選手権で2位になるためにフェラーリを倒すことが不可欠だと考えている。レッドブルが4年連続のダブルタイトルを獲得することはほぼ決定的だとみられており、メルセデスは、フェラーリとのコンストラクターズ2位争いに焦点を置いている。
メルセデスのモータースポーツ責任者トト・ヴォルフは、財政的な利益だけでなく、2014年のタイトル争いの準備ができていることを示すためにも野心を成し遂げることは必須であると考えている。コンストラクターズ2位でシーズンを終えることについてトト・ヴォルフは「重要なことだ。我々は前進を果たしてきたし、現時点で3位は問題なさそうだ」とコメント。「だが、我々はまだ非常にモチベーションがあり、少なくとも2位でありたい」メルセデスは、夏休み以降、1度の表彰台フィニッシュしかできておらず、3位に後退したが、トト・ヴォルフは、チームにはフェラーリよりも速さがあると考えている。「もちろん、偏った見方ではあるが、シンガポールのレースでさえ、クルマのパフォーマンスを見れば、現時点では我々がナンバー2だと言いたい」「改善し続けているものの、パフォーマンスカーブは平らになってくるものだ。シーズン末にはそうなるものだし、普通のことだ」「だが、我々はクルマにパーツを搭載し続けているし、まだゲインできるポイントはある」トト・ヴォルフは、コンストラクターズ2位でシーズンを終えることは2014年のための良いプラットフォームだが、レッドブルの現在のアドバンテージは、2014年も再び優勝候補としてシーズンをスタートすることを意味すると考えている。「パフォーマンスは人々によって動かされており、大部分のトップチームでは人々が留まっているので、トップチーム間のバランスに大きな変動があるとは思わない」「来年はエンジン形式があるが、マラネロのフェラーリとヴィリのルノーのインフラを見れば、彼らには我々と同じくらいモチベーションがあるし、大きな違いは見当たらない」
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