ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は、メルセデスF1は2014年までにワールドチャンピオンを争っていなければならないと述べた。ディーター・ツェッチェは、ルイス・ハミルトンの起用、ニキ・ラウダの非常勤取締役への就任、ノルベルト・ハウグの退任は、最近のメルセデスが成功できていなかったためだと認めつつも、2013年もメルセデスはタイトルを争える立場にいないと認めている。
「F1は非常に目に見えるものだし、人々は成功しているかいないか、結果が期待通りかどうかがすぐにわかってしまう」とディーター・ツェッチェはデトロイトモーターショーで Autocar にコメント。「メルセデスにとって、それらの期待は、全てのレースで勝利を争うということでなければならない」ディーター・ツェッチェは、メルセデスが2010年からの3年間でわずか1勝しかできていないという事実が、“新しいドライバー、新しいチェアマン”などを含む“変化”に繋がったと述べた。「実際の問題はシャシーにあったし、我々はそれに取り組んでいる」とディーター・ツェッチェは認めた。「今シーズンは、おそらく変更の完全な結果を示すことはできないだろう。だが、2014年は特に新しいエンジン規約によってチャンピオンシップでの見込みは高い」