メルセデスAMGが、F1ベルギーGPのフリー走行で“トリプルDRS”をテストしていたと Auto Motor und Sport が報じている。今年、メルセデスAMGは直線スピードを向上させるダブルDRSを投入。最近では、ロータスが類似したシステムの実戦投入を目指している。同誌によると、メルセデスは次のステップへと進んでいるといい、その新しいアイデアを“トリプルDRS”と名付けた。
報じられたところでは、ニコ・ロズベルグがウェットで行われた金曜フリー走行で、DRSが起動したときに3つの場所でエアロダイナミクスをストールさせる新しい構成をテストしていたと報道。トリプルDRSがどのように機能するかについて質問されたロス・ブラウンは「みなさんの想像にお任せする」と微笑んだ。ロス・ブラウンは「ロータスのシステムを見て、結論を下した」と明かし、「スパでその方向性をテストした」と述べた。同誌は、メルセデスはまだトリプルDRSを実戦投入する準備はできていないとしている。また、同誌はレッドブルもRB8のリアにいくつかのシステムをテストする準備をしていたが、金曜日の雨により、エイドリアン・ニューウェイがそのイノベーションを取り外したと報じている。
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