バーニー・エクレストとメルセデスAMGの小競り合いが、メルセデス・ベンツをF1から撤退させる可能性があると報じられている。最近、F1の最高権威者バーニー・エクレストンは、メルセデスAMGと次のコンコルド協定について衝突していることを認めている。だが、同時にバーニー・エクレストンは、メルセデス・ベンツは「F1にとって非常に重要であり、ずっとサポートしてきた。これからもそうするつもりだ」と Auto Motor und Sport に述べた。
メルセデス・ベンツは、ワークスチームのメルセデスAMGがF1中国GPで初勝利を挙げ、マクラーレンとフォース・インディアにエンジンを供給している。バーニー・エクレストンが議論しているのは、メルセデス・ベンツではなく、メルセデスAMGのチーム代表を務めるロス・ブラウン。「チームマネージャー(ロス・ブラウン)とその件(論争)について話をした。彼はチームがティレル時代から何度かワールドタイトルを獲得し、0勝くらいしていると考えているようだ」とバーニー・エクレストンは述べた。Sport Bild によると、バーニー・エクレストンは、過去のタイトル獲得と歴史によるコンコルド協定でのエクストラな資格を求めるロス・ブラウンの要求を拒否しているという。同誌は、両者の関係は、バーニー・エクレストンがロス・ブラウンとの共同インタビューを拒否するまで悪化していると報道。「彼(ブラウン)はあまり良い感覚は抱いていなかった」とバーニー・エクレストンはコメント。同誌は、両者の“氷河時代”の結果として、メルセデス・ベンツがF1との関係を完全に絶つ恐れがあると報じた。
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