メルセデスGPは、フェラーリで元テクニカルディレクターを務め、先月同社を退社したアルド・コスタの獲得を狙っているという。期待外れな2011年シーズンのスタートを切ったフェラーリは、F1モナコGP直前にテクニカルディレクターのアルド・コスタを更迭した。その後アルド・コスタは、完全にフェラーリを退職したが、年内いっぱい“ガーデニング休暇”をとる予定となっている。
Autosprint は、ロス・ブラウンが率いるメルセデスGPがアルド・コスタを狙っていると報じている。メルセデスGPは、スタッフ数をレッドブル、マクラーレン、フェラーリの大手3チームの規模に合わせるためにリクルート活動を行っている。ロス・ブラウンは、ニュルブルクリンクでダイムラーのディーター・ツェッチェ会長に、2010年と2011年メルセデスGPが低迷したのは相対的にチームが小規模だったためだと伝えたとされている。「それにより、彼(ブラウン)はリクルート・キャンペーンの承認を受けた」関連:・アルド・コスタ、フェラーリを退職 - 2011年7月21日