メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンは、F1イギリスGPで初導入した新しいエキゾーストが、シーズン後半の調子をあげるための助けるになると手ごたえを感じている。先週末のシルバーストンで、メルセデスGP W02には、ブロウン・ディフューザーの効果を改善させることを目的に、レッドブルやマクラーレン、フェラーリと類似したコンセプトのより長いエキゾーストが搭載された。
ニコ・ロズベルグとミハエル・シューマッハ、予選とレース序盤こそ苦戦したが、レース後半は励みになるパフォーマンスをみせ、ダブル入賞を果たした。ロス・ブラウンは、新しいエキゾースト構成が、レースペースの改善だけではなく、今後のレースにむけてより多くの開発ポテンシャルを提供してくれると考えている。「我々はエキゾーストシステムにおいて新しいフェーズにいる」とロス・ブラウンは説明。「以前のシステムは、ポテンシャルの最大限を引き出していまっていたし、前進せることは非常に難しいとわかっていた」「以前のシステムより新しいシステムにより大きなポテンシャルレベルを確認しているので、新しいエキゾーストシステムはかなり励みになっている」「我々はのチャレンジは、まだ証明されてはいないが、信頼性問題とインストールの問題を克服することだ。プロジェクト途中に進行したエンジンマッピングの変更は助けにならなかったが、全体的にはポジティブだ」ロス・ブラウンは、ブロウン・ディフューザーのパフォーマンス改善が直接的な利益だけでなく、他のアップデートのラップタイム改善にも繋がると感じている。「システムのポテンシャルを確認できたが、より重要なのはこのテクノロジーとアプローチにより多くのアドバンテージを見出せそうなことだ「我々はかなり楽観的だ。システムによっていくつか良い前進を見つけられると楽観的に捕らえている」F1イギリスGPでニコ・ロズベルグが6位、ミハエル・シューマッハが9位でフィニッシュしたことで、メルセデスGPはコンストラクターズ選手権で4位に浮上した。
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