メルセデスGPは、来週のトルコGPでも力強いパフォーマンスを繰り返し、W02にしまい込まれていたスピードを最大限に活用できると考えている。F1中国GPでは、ニコ・ロズベルグがレースで多くのラップをリードし、表彰台を争っていた。メルセデス・ベンツのモータースポーツ代表ノルベルト・ハウグは、中国での結果を定期的に達成できると考えている。
「正直、トルコで同じことができるかは約束できない。だが、最も重要なことはスピードを解放する鍵を見つけることだ。スピードはあった。中国でのパフォーマンスは本物だ」メルセデスGPは、週末前にチーム代表のロス・ブラウンとシニアエンジニアが会議を行い、その結果レース週末で異なるアプローチを採り、タイヤ戦略をベストに利用する方法について理解を深めた。2011年シーズンの序盤戦について「もちろん、中国が初レースだったらより満足だっただろう」とノルベルト・ハウグはコメント。「そうは言っても、中国のトラックはマレーシアとそれほど違いはない。多くの類似点があるし、両方のトラックで直線のパフォーマンスが同じくらい重要だ」「だが、今はマシンの理解をより深めている。ロスとスタッフ、エンジニアが腰を据えて考え、週末へのアプローチを変更した」「例えば、金曜日に重い燃料搭載量では簡単にタイヤを壊してしまうものだが、バランスの良いマシンがあれば、重い燃料を積む余裕を持つことができる。それは我々に自信を与えてくれた」ノルベルト・ハウグは、トルコGPにむけて微調整によって序盤戦でパフォーマンスを損ねたリアウイングの問題も解決できると楽観的に捕えている。「リアウイングフラップに問題があったが、主にそれらは解決している。異なるシステムだが、うまく働けば、それは賢明なシステムだ。中国ではうまく働かせることができた」
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