メルセデスが、2016年のコンストラクターズタイトルを獲得した。F1日本GPの決勝レースで、ニコ・ロズベルグが優勝、ルイス・ハミルトンが3位表彰台を獲得。合計で539ポイントとなり、残り4戦を残して2位のレッドブルとの差は208ポイント差となり、2016年のコンストラクターズ選手権を制した。
メルセデスのコンストラクターズタイトルは、2014年、2016年に続き、3連覇。今シーズンここまで、メルセデスは17戦で15勝を挙げている。ニコ・ロズベルグは「3年連続でコンストラクターのワールドチャンピオンを、ここ日本、ブラックリー、そしてブリックスワースにいる全ての同僚たち、さらには何十万ものダイムラー従業員の皆に最大級のお祝いを言いたい」とコメント。「これを実現させてくれた全ての人、全パートナーにとても感謝している。彼らは本当に最高だ! ここ数年にわたって信じられないくらいの努力をしてくれた彼らはこの賞にふさわしい。いっぱいお祝いをしよう!」ルイス・ハミルトンは「何よりファクトリーにいる皆とメルセデス・ベンツの全員に心からおめでとうと言いたい」とコメント。「全員が素晴らしい仕事をしたし、3年連続でこれだけの成功を収められたのは信じられないくらいだ。過去3年間にわたって多くの人々が目を物凄い努力をしてきたし、それが今日から受け取る最も重要なことだ。彼ら全員のサポートがなければできなかったし、その一部になれたことを本当に誇らしく思う。2007年からメルセデス・ベンツの旅の一員になり、2013年からはこのチームと共に歩んできたことも、本当に誇りに思っている」メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは「我々をトリプルワールドチャンピオンにしてくれたブラックリー、ブリックスワースとシュツットガルトにいる数百人の人々を代表することができてとても光栄だ」とコメント。「物語は作業現場から始まり、メルセデス・ベンツの役員室まで繋がっている。これは情熱、コミットメント、勝利のために限界を越えて働く驚くべき人々の物語だ。それもたった一度ではなく、年を追うごとに自分たちのモチベーションを改めて高め、以前の業績をさらに上回っていく。これはバックグラウンドにいるそうした全てのヒーローたち、このチームをこれほど特別なものたらしめている核といえる彼らのための瞬間だ」「ファクトリーの通路を歩き、毎日彼らの顔を見ると、とても謙虚な気持ちにさせられる。私がニキのようにキャップをかぶっていたら、それを取って一礼するだろう」「そして、これは少しビジネス的に聞こえるかもしれないが・・・我々のビジョン、そして勝利への決意に投資してくれる全てのパートナーの支持なくしては成し得なかったことだ。この成功に導いてくれたその全て、一人一人の素晴らしい貢献に感謝したい」ドライバーズ選手権もメルセデス同士の戦いとなっており、F1日本GPで優勝したニコ・ロズベルグが、ルイス・ハミルトンとの差を33ポイントに広げた。関連:2016 F1ポイントランキング