インディカー・シリーズの最高経営責任者マーク・マイルスは、マクラーレンがマネジメント体制の再編に伴って2019年にインディカーにフル参戦する計画を白紙化したとの噂を否定している。マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、2019年からのインディカー参戦を見据えて関係各所と調整に入っていた。しかし、危機的なパフォーマンスの改善とマネジメント体制の再建が急務となり、インディカー計画はその犠牲になったと報じられた。
報道によると、マクラーレンの株主であるマンスール・オジェとバーレーンの王室からインディカー参戦契約に待ったがかかり、ザク・ブラウンはインディカー参戦のプランを無期限に棚上げにしたと伝えられている。だが、マーク・マイルスは「私はザクとコミニュケーションをとっているし、彼はそのような噂は“デタラメ”だと言っている。それが私が最も最近に聞いていることであり、この段階で私が知っているすべてだ」と Autoweek にコメント。「噂を目にして尋ねたところ、ザクからその質問についての返答があった」マーク・マイルスは、最近マクラーレンがインディカー参戦についてのコメントをしなくなったからといって、必ずしもそれが実現しないわけではないと念を押した。「ノー。以上だ」とマーク・マイルスはコメント。「ザクは我々と直接関係があり、我々に知らせてくえると思っている。彼が何らかのニュースがあるときは、我々はそれを知っているだろう」「彼らが前進し、来年に参戦できることが期待している。我々は彼らがその決断を下すのを待っている」F1で低迷しているマクラーレンが、アメリカで活動を広げることには疑問を呈する者も多いが、ジル・ド・フェランのスポーティングディレクター就任は、以前としてインディカー参戦の可能性が高いことを示唆していると見てみる者もいる。ジル・ド・フェランは、1993年にペンスキーでインディ500を制覇しており、昨年フェルナンド・アロンソがインディ500に参戦した際にはコーチを務めている。マクラーレンがインディカーに参戦する際には活動を率いることになると考えられている。
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