マクラーレンは、2019年のインディ500でシボレーのエンジンを搭載することを発表した。マクラーレンは、2017年にフェルナンド・アロンソを擁してインディ500に参戦した際には、F1でパートナーを組んでいたホンダのエンジンを搭載。アンドレッティ・オートスポーツと提携して『マクラーレン・ホンダ・アンドレッティ』として参戦。しかし、ホンダとのパートナーシップは2017年末で解消していた。
マクラーレンは12月4日(火)、「第103回 インディアナポリス500」でシボレーとパートナーを組むことを発表。Can-Am時代から47年ぶりにマクラーレンのマシンにシボレー製エンジンが搭載される発表。フェルナンド・アロンソの“3冠達成”をサポートする。シボレーは、マクラーレンに2.2リッター V6ツインターボエンジンを供給。シボレーのエンジンは、昨年のインディ500を制しており、2012年にインディカー・シリーズに復帰して以降、3回インディ500を制している。シボレーのエンジンが、パパイヤオイレンジのマクラーレンを搭載されるのは初めてのことではない。マクラーレンの名前が付いたCan-Amのマシンにはすべてシボレー製V8エンジンが搭載されていた。マクラーレンは1972年にCan-Amから撤退するまでに40勝以上を挙げている。シボレーが2012年にインディカー・シリーズの復帰して以来の7シーズンで、シボレー製2.2リッターV6エンジンを搭載したドライバーは118レースのうち73レースで勝利を収めている。シボレーはマニュファクチャラータイトルを6回、シリーズタイトルを5回獲得しました。フェルナンド・アロンソは、F1最終戦アブダビGPの翌日にバーレーンでジミー・ジョンソンのシボレーのNASCARマシンを走らせており、2019年1月のデイトナ24時間レースではシボレーの姉妹ブランドであるキャデラックで参戦する。ザック・ブラウン (マクラーレン CEO)「マクラーレンとシボレーは北米モータースポーツで共通の血統を持ち、この特別イベントのために2つのブランドが再開する機会を逃す手はなかった。マクラーレンと同じようにシボレーはハートでレースをしている。同社のインディカー、この特別なレースでの評判はファーストクラスであり、彼らは強力なパートナーになるだろう」ジム・キャンベル (シボレー パフォーマンス・ビークル&モータースポーツ担当副社長)「2019年のインディアナポリス500にフェルナンド・アロンソ、マクラーレンとパートナーを組んで参戦するのはエキサイティングなことだ。フェルナンドは信じられないほどの走りの才能とスポーツへの情熱をもたらし、世界で最も大きなレースで勝ってきた。フェルナンドがコースにでるとき、それはエレクトリックです。彼はどこでもファンの間に興奮を引き起こす。シボレーとマクラーレンは1960年代半に伝説的なレースの歴史を持っており、2019年のインディアナポリス500でマクラーレンとパートナーシップを組むのは特別なことだ」フェルナンドアロンソ「2019年のインディ500でボウタイブランドを着用することは特権だ。シボレーのパワーを搭載することは、最前線で競争できる最高の立場に立つことを意味する。今週ジミーのNASCARでシボレーのパワーを味わった。Indy500に参戦するチャンスは名誉なことであり、チームの一員としてシボレーがいることを誇りに思っている」ボブ・ファーンリー (マクラーレン インディカー代表)「シボレーとのパートナーシップは、2019年のインディ500のための我々の計画の重要な部分だ。シボレーモーターは、勝利を勝ち取ったエンジンとしてこの非常にチャレンジングなイベントに参戦する我々を強いポジションに置ていくれる。我々はすでに絶対的なプロフェッショナルであり、挑戦コミットする真のレーサーであるシボレーチームとの強力な関係を確立している」マクラーレンは、2019年のインディ500のプロジェクトの詳細について今後されに発表していく予定だとしている。