マクラーレンは、F1韓国GPの決勝レースで、ルイス・ハミルトンが2位、ジェンソン・バトンは12位だったルイス・ハミルトンが、タイトルに望みをつなぐ2位表彰台を獲得した。スタートで5位に後退したハミルトンだが、マーク・ウェバーとニコ・ロズベルグのリタイアにより3番手に浮上。ピットストップで一時フェルナンド・アロンソの前に出たハミルトンだが、セーフティカー後のリスタートで3位に後退。
しかし、トップを走るセバスチャン・ベッテルがリタイアしたことで再び2番手に浮上し、そのままチェッカーフラッグを受けたハミルトンは、チャンピオンシップで首位から21ポイント差の3位に浮上。最後の2戦に望みをつないだ。一方、ジェンソン・バトンはノーポイントに終わり、事実上タイトル争いから脱落した。ルイス・ハミルトン (2位)「スタートでは本当にレースがしたかった。僕はレースを愛しているし、十分に安全だと思った。セイフティカーの後ろで17周も費やすことは観客にとっても良くないし、ドライバーとっても楽しくない。さらに、レースが始めればすぐに乾くと感じていた。なので、そうなって嬉しい。特に終盤はとてもトリッキーだった。真っ暗で良く見えなかったし、タイヤも終わっていた。レッドブルの2台がリタイヤしたのにはとても驚いた。フェルナンド(・アロンソ)は本当に素晴らしい走りをした。でも、期待はずれのレースが続いていたので、ポイントを獲得できたことをとても嬉しく思っている。でも、僕たちのマシンはまだ最速ではない。特に最終セクターではフェルナンドに対して多くのタイムを失っていた。でも、僕たちは、ブラジルに向かう前にマクラーレン・テクノロジー・センターに戻って全力でこれを解決すると確信している。あと2戦残っている。マシンからはさらに多くのものを引き出せるし、ファクトリーのスタッフたちは素晴らしい仕事をしている。全員が本当に熱心だし、全力でプッシュしている。チャンピオンシップに手が届かないわけではない。まだ可能性はある」ジェンソン・バトン (12位)「今日はグリップが十分ではなかった。ブレーキを踏むとすぐにフロントがロックして本当に苦労した。コーナーのためにブレーキを踏むたびにクルマを止めることができなくて、まっすぐに進んでいた。また、エイドリアン(・スーティル)が僕をサーキットから押し出すことにしたとき、3〜4つ順位を落とした。彼が何を考えていたのかわからない。でも、それがなかったとしても、今日はあまりペースがなかった。僕の意見としては、このレースはもっと早く終了するべきだった。午後の終わりに目にしたようなコンディションは、F1マシンのレースするのにはあまりに暗すぎた。このチャンピオンシップで優勝するには、僕の前のマシンが故障するのを頼らなければならない。今日は全体的にとても残念な1日だった」関連:F1韓国GP:フェルナンド・アロンソが波乱の韓国を制す
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