マクラーレンCEOのザク・ブラウンは、2027年に予定されているマクラーレンのル・マン24時間レース復帰に向けて、フェルナンド・アロンソの起用を強く望んでいることを明かした。マクラーレンは2027年にハイパーカークラスへのフルワークス参戦を発表しており、1995年にマクラーレンF1 GTRで総合優勝を果たして以来となるル・マン挑戦が注目を集めている。
アロンソは2018年と2019年にトヨタからル・マンを連覇しており、2018年の勝利は現役F1ドライバーとしてはニコ・ヒュルケンベルグ以来3年ぶりの快挙だった。ブラウンはスペイン紙『Marca』に対し、次のように語っている。「アロンソは最高のドライバーの一人であり、それは彼がマクラーレンで走っていた時に私はよく分かっている。彼は並外れたアスリートだ。F1でのキャリアはそろそろ終盤だが、我々はすでにル・マン復帰を発表している」「彼はすでにル・マンを制しており、再びマクラーレンで走る姿をぜひ見たいと思っている」一方で、マクラーレンの現F1ドライバーであるオスカー・ピアストリは、ル・マン参戦についての関心はあるものの、現時点ではF1に集中していると述べた。「いつかは走ってみたいけど、それはまだ先の話だ。今はF1に満足している」とピアストリ。「両方のシリーズを同時にこなすのは、どちらにとっても良いことではないと思う。F1チャンピオンシップに対しては実際それほど影響はないかもしれないけど、今みたいに賭けるものが大きい状況では、ル・マンに対して万全の準備ができないのは良くない。ル・マンはそれにふさわしいリスペクトを持って挑まなければならない」
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