マクラーレンF1チームは、2021年のインディカーチャンピオンであるアレックス・パロウが、2023年の公式リザーブドライバーを務めることを発表した。インディカーの2シーズン目にチップ・ガナッシで自身初のインディカータイトルを獲得したアレックス・パロウは、今年のF1アメリカGPのフリー走行1回目に出走し、F1グランプリ週末デビューを果たした。
スペイン出身のアレックス・パロウは、マクラーレンF1チームのドライバー育成プログラムと契約しており、バルセロナとレッドブル・リンクでMCL35Mをテストしている。アレックス・パロウは、2023年にインディカーに参戦するが、レースがF1グランプリと衝突しないときは常にマクラーレンF1チームのリザーブとして仕事をする。現時点で、2023年にF1とインディカーは12回日程が衝突する。「2023年にリザーブドライバーの1人としてマクラーレンチームの一員になれることに興奮している」と25歳のアレックス・パロウは語った.「MCL35MとMCL36の両方のハンドルを握れたのは素晴らしい経験だったし、来年のマシンに関与するのが待ちきれない」「ドライバーとしての成長を続けることを楽しみにしているし、マクラーレンが来年のこの新しい役割で僕を信頼してくれたことに感謝している」マクラーレンのF1チーム代表であるアンドレアス・ザイドルは「チームが来シーズンのリザーブドライバーの1人としてアレックスを迎えることができて喜んでいる。彼は今年のオースティンでのFP1セッションとドライバー開発テストで感銘を与えた」とコメント。「彼はこれまで多くの注目すべきモータースポーツの成果、特に2021年のインディカー・チャンピオンシップのタイトルを獲得しており、チームでの彼の役割を拡大できることは素晴らしいことであり、彼とより緊密に協力できることを楽しみにしている」今年のインディカーをランキング5位で終えたアレックス・パロウは、4シーズン目もチップ・ガナッシに残留する。。マクラーレンは、2023年のランド・ノリスのチームメイトとして、ダニエル・リカルドに代えてルーキーのオスカー・ピアストリ(2021年FIA-F22チャンピオン)を起用する。当初、ダニエル・リカルドは、メルセデスF1チームのリザーブドライバーに就任すると考えられていたが、2014年から2018年まで所属した現F1ワールドチャンピオンチームのレッドブル・レーシングにサードドライバーとして復帰することが決定している。