コルトン・ハータは、マクラーレンF1チームとのポルティマオでの2日間のテストを完了。自分にはF1に十分な速さがある感じていると語った。2019年にインディカーシリーズにフルタイムで参戦して以来、7勝と8回ポールポジションを獲得しているコルトン・ヘルタは、TPC(testing previous car)ルールの下で昨年のマクラーレンMCL35Mを2日間にわたってテストし、2.891マイルのアルガルベ・サーキットで162周を走行した。
アルガルヴェ・サーキットは、2020年と2021年にF1ポルトガルGPを開催したこともあり、マクラーレンF1チームはデータを持っているが、コルトン・ハータは、昨年のチームのレギュラーF1ドライバーであるランド・ノリスとダニエル・リカルドのラップタイムとの比較は難しいだろうと語った。「ここは風と非常に多くの異なる要因によってその側面を理解するのが非常に難しいトラックだ」とコルトン・ハータは語った。「今日は週末のレースよりも少し涼しいかった。ラップタイムには満足しているけど、週末のレースとは少し違うタイヤを使った。そして、1年前の多くの人からのコメントを振り返ると、彼らはここでどれほど風が強く、それがここの車をコーナーごとに変えるかについて話していた」「ラップタイムに関しては、言うのは難しい。エンジニアは、速いかどうかをデータで見ることでわかると思う」しかし、F1で競争力があると確信しているかどうか質問されたコルトン・ハータ「そうだね。その質問にノーと言うことはできない。さうでなければ、プロのドライバーではない。僕は十分に速いと思う」とコメント・「彼らが同意するかどうかにかかわらず、時間がたてばわかると思う。車でより多くのチャンスを得ることができ、それを示すことができることを願っている」コルトン・ハータは、今年シーズン後半にFP1セッションに参加することに興味があると付け加えたが、利用可能なトラックタイムという点ではあまり役に立たないことを認めた。「金曜日のプラクティスには確かに心をオープンにしている」とコルトン・ハータは語った。「TPCテストの日に関しては、トラック全体を自由に使えるし、ずっと車に乗っていられるので、それ以上に良いことはない。FP1の60分では得られないことだ」「でも、2022年の車を味わって、この車と比較するのは素晴らしいことだ。だから、そうだね、その意欲はある」「最初に、ピットレーンのスピードリミッターを切ったとき、すべてのトルクがかなり信じられないものだった」とコルトン・ハータは語った。「そのような低い回転数でさえ引っ張られる。直線速度、加速、ブレーキングが僕にとって最大のことだった」「明らかにコーナリングスピードはインディカーで得られるものよりも速かったけど、加速がいかに印象的で、スロットルを踏むとすぐにいかに簡単にすべての馬力を得られるかというほど突出してはいなかった」コーナリングのレスポンスに関して、コルトン・ハータは「完全に異なる感覚だ。インディカーはパワーステアリングがないので得られる感覚は大きく異なる。ホイールの全体的なキックバックは、F1カーで得られるものに実際には反映されない」コルトン・ハータは、F1への転向は「目標であり、しばらく前からある」と述べ、タイミングは10年ではなく2~3年である必要があると述べた。「確かに、そんなに長く待つことになるなら、それは実現しないと思う」とコルトン・ハータは語った。「この時代では、F1は間違いなく若い男のゲームだと思う」「幸いなことに、その機会があれば、少し時間はあるけど、現時点ではそれほど心配していない。できるだけ早く進み、どこかの時点でドアを開けることを願っている」マクラーレンのF1チーム代表であるアンドレアス・ザイドルは、コルトン・ハータが2024年のドライバー候補かとの質問に「今日のこのテストの目的は、コルトンが述べたように、コルトンに初めてF1カーを体験し、そのパフォーマンスを探求する機会を与えることだった」と答えた。「それが焦点であり、次に来るのは我々が一歩一歩進めていくことだ。時間をかけてね。それが我々のいる場所だ」「チームは、コルトンがこれらすべての課題と彼の専門的なアプローチにどのように対処しているかに非常に感銘を受けた」「そして、彼の肉体的な準備が、2日間を通して実際に続けることを可能にしたのを見ることができたのは良かった。ポルティマオのようなトラックでのF1カーに乗ることがどれほど難しいかは分かっているからね」