マクラーレンF1のチーム代表を務めるアンドレアス・サイドルは、新たに長期的で高額報酬の契約を結んだからといって、ランド・ノリスがチームの“ナンバー1ドライバー”のステータスに躍り出たことを意味するわけではないと語る。22歳のランド・ノリスは、新たに2022年から2025年までの4年契約にサイン。年俸も全ドライバーでトップ3にランクインするほどの大幅アップがあったと報じられている。
2022年もランド・ノリスは、ダニエル・リカルドとタッグを組む。レッドブルでマックス・フェルスタッペンのチームメイトを務めたリカルドは、8勝を挙げた経験のあるドライバーであり、マクラーレンを引っ張ることが期待されていた。ランド・ノリスの新契約がチーム内での状況をどのように変えるかと質問されたアンドレアス・ザイドルは「マクラーレンにナンバー1ドライバーがいるかどうか知りたいのなら、私の答えはノーだ」とコメント。「私の仕事は、チーム全体と一緒に、両方のドライバーが平等な機会を持ち、互いに競争できるようにすることだ」しかし、アンドレアス・ザイドルは、以前からそうであったが、2021年は特にランド・ノリスがポールポジションを獲得して勝利を争えるドライバーであることを証明したと語る。「当然のことながら、我々はそのようなドライバーをできるだけ長くマクラーレンに留めておきたかった」とアンドレアス・サイドルは付け加えた。「また、過去3年間で、ランドはマクラーレンの優れたブランドアンバサダーだと見ており、それも非常に重要だった」
全文を読む