マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンは、2022年F1マシン『MCL36』のカラーリングは、昨年のF1モナコGPでの1回限りの“ガルフ仕様”のデザインの成功に着想を得たと語る。F1モナコGPでマクラーレンのカラーリングは当時多くの注目を集めた。ガルフのスポンサーシップは、最も美しいマシンのひとつとして広く認められているクラシックが外観を再現することに役立った。
金曜日の夜に披露された2022年F1マシン『MCL36』の明るいブルーの色合いは、その昨シーズンのモナコルックの成功から引き継がれている。ザク・ブラウンは、マクラーレンはオリジナルの“パパイヤ”オレンジ色に戻った後、外観を改善する方法を常に模索していると語る。同じイベントでは新しいインディカーとエクストリームEのマシンも発表された。「パパイヤに戻って以来、我々はカラーリングを進化させてきた。非常に活気があり、パパイヤの色合いを変える何かが欲しかった」とザク・ブラウンは語った。「モナコとアブダビの両方で昨年行ったリバリーの変化は、ファンの反応がとても良かった。彼らはたくさんのエネルギーを見るのが好きだったと思う」「スピードとエレガンスが素晴らしいと思う。それが今年デザインした速いレースカーに乗っていると思う。自然な進化にすぎないし、すべての企業パートナーにマシンの中で目立つようにすることも目的としている」金曜日にF1、インディカー、エクストリームEの3台のマシンのカラーリングは非常に良く似ており、ザク・ブラウンは、マクラーレンチームが同じ名前で運営されているように見せ、グローバルな存在感を固有であると感じている独特の外観で披露したいと述べた。「我々はマクラーレン・レーシングだ」とザク・ブラウンは語った。「F1は明らかに我々の重心だ。我々は単一のレーシングエンティティとして考えているので、レーシングプログラムを結び付けることができれば、それは前向きなことだ「エクストリームEやeスポーツと揃えば見た目も素晴らしいと思うし、見ているレーシング・シリーズに関係なく、人々がそれらを見て、『おお、マクラーレンだ』となるようにしたかった」