マクラーレンは、2021年F1マシン『MCL35M』の新車発表会を現地時間2月15日(月)の19時(日本時間16日午前4時)からライブ配信する。全チームの先陣を切ってマクラーレンが2021年のF1世界選手権に参戦するマシンを発表する。昨年のモデル名であるMCL35の末尾に『M』が表すように今季のマクラーレンは昨年型のシャシーにルノーに代えてメルセデスのF1エンジンを搭載する。
2016年にマクラーレンのCEOに就任したザク・ブラウンは大規模なリストラを開始。ホンダF1とのパートナーシップ失敗の後、F1チーム代表に元ポルシェWECのアンドレアス・ザイドル、テクニカルディレクターに元トロロッソのジェームズ・キーなど招聘し、チームは好転。2019年にカルロス・サインツとランド・ノリスとともにベスト・オブ・ザ・レストとなるコンストラクターズ選手権4位で終えたマクラーレンは、2020年はランキング3位でシーズンを終えた。今年はフェラーリに移籍したカルロス・サインツに代わって、7回のグランプリウィナーであるダニエル・リカルドが加入。チームで3年目を迎えるランド・ノリスとコンビを結成する。マクラーレンは、新車『MCL35M』の新車発表会をYoutube等でライブ配信。2017年にマシン名を『MCL』に改名し、翌年に復活させたチームの伝統カラーである“パパイヤオレンジ”を継承するとされる新車をお披露目目する。