マクラーレンのF1チーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、フェラーリF1から離脱することを発表したセバスチャン・ベッテルには交渉させしていなかったと明かす。セバスチャン・ベッテルは、2020年シーズン限りでフェラーリF1を離脱することを決定。それ以降のF1チーム獲得は難しいとみられ、F1引退さえもささやかれている。
マクラーレンがダニエル・リカルドの獲得を発表する前、セバスチャン・ベッテルの次の行き先はマクラーレンだと思われていた。マクラーレンのF1チーム代表であるアンドレアス・ザイドルは、BWMザウバー時代にセバスチャン・ベッテルと仕事をしており、同じドイツ人であり、チームが2021年からメルセデスのF1エンジンを搭載することも移籍の噂を導いた。しかし、アンドレアス・ザイドルは「我々になかでセバスチャンが話題に上ることは決してなかった」とアンドレアス・ザイドルは Sky Germany に語った。「交渉は決して行われなかった。ずっとカルロス(サインツ)かダニエル(リカルド)だった」アンドレアス・ザイドルは、先週の2021年のドライバー市場におけるセンセーショナルな動きの“結果に非常に満足している”と語り、カルロス・サインツの離脱については何のわだかまりもないと語った。「私たちは常にカルロスと非常にオープンで透明ない意見交換をしていた。彼がフェラーリと交渉していたことはわかっていた」とアンドレアス・ザイドルは語った。「同時に、我々は長い間ダニエルと交渉してした。」セバスチャン・ベッテルに関しては、アンドレアス・ザイドルはマクラーレンへの加入について決して尋ねることさえしなかったと明かした。それはベッテルが引退を決心しているかもしれない。「セバスチャンが獲得可能になるとは想定していなかった」とアンドレアス・ザイドルは語った。「私はセバスチャンと良好な関係を築いている。ここ数日間たびたび話をしたが、F1についてではなかった」最後に、アンドレアス・ザイドルは、ドイツが“ゴーストレース”として今年のF1カレンダーに戻ることを期待していると語った。「チェイス・キャリーがホッケンハイムと話していることも聞いている」とアンドレアス・ザイドルは語った。「ドイツでのレースが開催されるのは十分に想像できる」