マクラーレンF1チームのテクニカディレクターを務めるジェームス・キーは、2020年F1マシン『MCL35』には新シーズンにむけて“解決しなければならないいくつかの問題”が残っていると語る。昨年のコンストラクターズ選手権を4位で終えたマクラーレンは、堅実なプレシーズンテストを過ごし、昨年の状態を土台にすることを目指して新シーズンに向かっている。
マクラーレンの新車MCL35は、ジェームス・キーのリーダーシップによって設計された最初のF1マシンとなるが、新車のポテンシャルには満足しているものの、まだ改善の余地があると認める。「正直に言えば、我々には改善しなければならない問題がいくつかあると思っている。まだメルセデスを倒せる状態にはない」とジェームス・キーはコメント。「やるべきことはまだいくつかあるが、2週目のテストではマシンのバランスは良くなったと思う」「それらすべては現時点ではまだ開発範囲が非常に多いと考えているエリアであり、マシンは開発プロセスにおいて空力変更に良好な反応を見せている。さらに多くのポテンシャルがある」ジェームス・キーは、2021年の大幅なF1レギュレーションの変更を控え、完全に新しいマシンの設計プロセスと2020年の開発のバランスを取る必要があることで、2020年は早い段階でより多くのアップデートがもたらされると語る。「ターゲットを絞る必要がある」とジェームス・キーは付け加えた。「そして、2021年は全員にとってバランスの取れた行動が必要だが、そこにはかなりのポテンシャルがある。そのため我々は序盤戦は多くアップデートを予定している」「我々はすでに今週導入する新しいものを超えた新しいエリアを求めている。まだかなり多くのポテンシャルがある」
全文を読む