マクラーレンは、ツール・ド・フランスを含めたトップレベルの自転車競技に参戦するチームを結成した。F1に続き、来年からインディカーにフル参戦するマクラーレンは、バーレーン・メリダと共同でUCIサイクリングチーム『バーレーン・マクラーレン(Bahrain McLaren)』を設立。
バーレーン・マクラーレンは、マクラーレンF1チームの伝統カラーであるパパイヤ・オレンジのシャージーを着用。F1チームのスポンサーであるリシャールミルとCNBCのロゴが入り、通算146勝の栄光人スプリンターであるマーク・カヴェンディッシュ、日本人の新城幸也らが所属する。バーレーン・マクラーレンのジョイントマネージングディレクターを務めるジョン・アラートは「マクラーレンのレースの血統は、世界で最も技術的に進歩したスポーツでの数十年にわたるパフォーマンスに基づいている。我々は、この知識をエリートサイクリングに応用することを楽しみにしている」と語った。新城幸也は「どのレースに出るかはチームが決めることですが、個人的なシーズンを通しての目標は、ツール・ド・フランスとその後に開催されるもう⼀つの国際的なレースとなる。1年目のチームなので、レースをどう戦っていくかはチームが戦いながらアップデートしていくことになると思います。マクラーレンはF1でもそうですが、レースは戦いながらアップデートしていくものと捉えており、マクラーレンがロードレースの世界に新しい風をもたらしてくれると思います」と述べた。
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