マクラーレンのアンドレアス・ザイドルは、F1ブラジルGPでのカルロス・サインツの3位表彰台は、今後、“完全なパフォーマンス”で表彰台を争っていくための前奏曲だと語る。F1史上2番目に成功を収めているマクラーレンは、悲惨な過去4年間を過ごしてきたが、ようやくその不振から抜け出した。持続的な進歩により、今年競争力の激しいミッドフィールドのトップに躍り出たマクラーレンは、F1ブラジルGPでのダブル入賞によってコンストラクターズ選手権4位を確定させた。
「チーム全体に満足している。全員が一年を通して多くの仕事をしてきた」とアンドレアス・サイドルは Sky F1 に語った。「我々にとって4位を獲得できたことは大きな前進であり、我々全員が自分たちの完全なパフォーマンスで表彰台をかけて戦うという明確な目標をとって懸命に働き続けるための大きなモチベーションだ」最後尾グリッドから大胆な1ストップ戦略にとて3位まで挽回したカルロス・サインツの走りは、マクラーレンの全体的な業績に花を添えた。「彼はシーズンをとしてセンセーショナルな仕事をしており、彼はそれに値する」とアンドレアス・セイドルは語った。当然のことながら、カルロス・サインツもF1ブラジルGPを自身のベストレースだったと語る。「間違いなく私のベストだ。通常のレースだったからね。ドライでした。人々は1ストップと2ストップのなかで、僕たちは1ストップにコミットしていた」「最初の数周で仕掛けなければばならなかったし、それをやってのけることができた。特にペレスへの追い抜き本当に良かったし、それからタイヤマネジメントが始まった」「なんとかソフトでのスティントを延ばして、それからミディアムのマネジメントを開始した。その後、ストロールを抜き、ランド(ノリス)および他の人々を抜き、突然、自分が8番手にいることに気づいた」「ピットをするかどうかの決断を迫られ、僕たちはしないことに決めた。ちょっとしたギャンブルだったし、今回はそれが報われた。セーフティカーの2回目のリスタートは、おそらく僕の人生で最も難しいリスタートだった」
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