マクラーレンは、ペトロブラスの代わりとしてロシアの石油会社『ルクオイル(Lukoil)』と交渉していると Championat が報じている。ブラジル政府が直接および間接的に64%の株式を保有するペトロブラスは、2018年にペトロブラスと5年間で推定1億5000ポンド(約210億円)パートナー契約を締結。ペトロブラスはマクラーレンの公式燃料および潤滑油サプライヤーに就任した。
しかし、先週、ブラジル経済省は、マクラーレンとの契約を終了したと発表している。ブラジル政府の財政計画を記した文書によると「マクラーレンF1チームとの正当とは認められないペトロブラスのスポンサー契約 - 1億6,300万ポンド相当 - は終了した」とされている。ジャイール・ボルソナーロがブラジル大統領に就任して以来、ペトロブラスは、F1だけでなく、ラグビー、テニス、ハンドボールへのスポンサーシップといったあらゆるスポーツへの投資を削減している。報道によると、F1ロシアGPの週末、マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンとルクオイル・レーシングの責任者エヴゲーニイ・マリノフスキとの間で交渉が開始されたという。
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